WOOD LAND CAFE＆BAR

五井駅から5分ほどの距離にあるものの、一見してそれとわからない隠れ家的なカフェ&バーがWOOD LANDだ。しかも、関門として待ち構えているのが傾斜角50度（くらいか）の階段、さらに螺旋階段、そして「ここでいいのかな・・・」と思わぬでもないエントランス。でも、勇気を振り絞って（？）ドアノブを回すと、木の温もりを感じる洒落た空間が飛び込んでくる。

「いい感じ…」この第一印象がとても大事だ。お店に入るまでの不穏な思いがあっさりと一掃され、マスターの素敵な笑顔と相まって一気に安心してくつろげる場として脳にインプットされた。まさにウッドランド。
バリスタこだわりのコーヒーの香りを楽しみながら、地元産野菜をたっぷり使用した野菜カレーをオーダー。素人だから・・・と謙遜するマスターだが、プロにしっかりと教えを乞い、味が定まらないと作り直すという徹底ぶり。期待値を上げすぎるとあまりいいことないが、まずいことに静かに高まっている。

「お待たせしました?」と提供されたカレーは、素揚げした野菜と茹で卵がついた、見た目は“映える“一品。まずはカレーを一口。玉ねぎをじっくり煮込んだ甘みの後にスパイシーな香りが口いっぱいに広がる。これは！旨い方のカレーだ（個人的なカレー判断基準で、旨い・食べられる・とにかくアレンジしたくなる、の3段階ある）。野菜も素揚げしているので、カレーをしっかりと受け止めつつ、その旨味をさらに引き立てている。

男性には少し物足りないかもしれないが、手羽先カレーもあるよ！と。

その他、男のチャーハン、男のアツアツ鉄板豚キムチなどのメニューも。腹周りも気になるところなのでこれらは次回とし、コーヒーのおかわりをいただいた。

マスターの鈴木さんが千葉県を巡って、これは！という商品のプチアンテナショップもあり、千葉愛溢れるお店だと感じる。「昼からBAR、夜でもCAF?」というだけあって、コーヒー、カフェラテ、タピオカなどもテイクアウト可能、夜にはスペシャルティコーヒーやコーヒーカクテルも含まれる2時間飲み放題プランがあり、1日中気持ち良く過ごせる空間なのだ。つい長居したくなる点と緊張感ある階段が玉に瑕、かな…（笑）