広告の成功を左右するポイント:登場人物の意識が商品に向いていること
広告は、商品やサービスを視聴者に印象づけるための重要なツールです。しかし、その印象がどれだけ強く
私が登場人物の意識が商品に向いている広告として優秀だと感じたものにソフトバンクさんの「白戸家シリーズ」というものがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、「お父さん」と呼ばれている白い犬が出てくるCMです。
このCMが放送されてからソフトバンクと言えば白い犬というイメージがつき、
「白戸家シリーズ」のCMを見るとあっ、ソフトバンクのCMだと気づく方がほとんどだと思います。
別記事で紹介した「25年後の磯野家」のCMは知名度はありましたが、
このCMの話題を出した際にCMで紹介した商品の「オトナグリコ」について覚えている人はあまりいないかと思います。
どちらも優れたエンターテインメントであったのになぜ差がついてしまったのでしょうか?
実は2つのCMには明確な違いがあります。
2つのCMの違い
「25年後の磯野家」はCM内で登場人物が商品について言及しておらず、
CMの最後にオトナグリコを食べているシーンを写しているだけですが、
「白戸家シリーズ」ではCM内で登場人物にサービスについての説明をさせています。
つまり登場人物の意識が常に商品(サービス)に向いているのです。
2つのCMの結果から考えても登場人物の意識が商品に向いていることがいかに重要なのかが分かるかと思います。
広告を作る際には是非意識してみてください。