株式会社カムカム

私たちカムカムは構音障害(こうおんしょうがい)というあまり聞きなれない障害をサポートする福祉機器を作る会社です。構音障害というのはパーキンソン病や脳卒中、舌癌、ALS、筋ジストロフィーといったことが原因でロレツが回らなくてしまい、会話が困難になる障害です。この障害でお困りの方は日本だけでも85万人もいらっしゃいます。

視覚障害の30万人、聴覚障害の32万人と比べてもとても多いのがわかります。これだけ多いのに構音障害はとても知名度が低いのです。

かくいう私も父が多系統萎縮症というパーキンソン病の一種の難病で構音障害になるまでこの障害を知りませんでした。

病気の進行と共に日に日にロレツが回らなくなり、声も小さくなり、かすれて聞き取りづらくなりました。何度も何度も聞き返しましたが聞き取れず、最後は少し面倒になりわかったふりをしてしまいました。また紙に書いてもらうにも病気のためにペンを持つ握力も弱くなり、意思の疎通もうまくできませんでした。

そんな父の言いたいことをわかってあげたい、その気持ちから「こえポン」シリーズは生まれました。実はこのアプリは他社に発注していましたが完成前に父はあっけなく亡くなってしまいました。大切なことは人に任せてはダメだと一念発起してアプリを勉強して一から作りました。この2年でリリースしたアプリやシステムは13個です。

少しずつですが、他のお困りごとに対応するアプリも作り始めています。ほんのちょっとのお困りごとの解決に、こんなニッチなアプリが欲しいなどのご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。
会話に不自由を感じているすべての方にお届けできたら嬉しいです。

代表取締社長 小林由美

祝受賞!第23回「ベンチャーカップCHIBA」

第23回「ベンチャーカップCHIBA」最終審査会に参加し、奨励賞を頂きました!

弊社新製品カスタマーハラスメント通報システム「Braven-ブレイブン-」の今後の飛躍に大きな後押しを頂きました!審査会当日、多くの方々に頂いた貴重なアドバイスは、今後の開発の参考にさせて頂きます。

「夢シティちば」に掲載されました!

お世話になっている千葉商工会議所の会報誌「夢シティちば」にSDGsの特集を組んでいただきました。カムカムの沿革や構音障害者支援に対する想い、今後の夢などについて話させて話させていただきました。

https://wp-chiba-cci-s3-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2024/09/02114532/yumecitychiba202409honbun.pdf

ご利用者のご要望に応えて、構音障害サポートアプリが『大きい文字』になりました。機能そのままに、より見えやすく使いやすくなりました。このアプリは、「ありがとう」「喉が渇いた」「トイレに行きたい」などの日常でよく使う言葉が、ボタンを押すだけで音声となって出力されるという大変シンプルなものです。
構音障害をはじめとして、様々な原因で発生がし辛い状態の方の会話をサポートします。

・本アプリは、アプリを立ち上げるとすぐにご利用できます。また、オフラインでも使用可能です。

・トップページでは、アプリを振ると人が呼べる機能もついています。アプリインストール後に、呼びたい人の名前を入力すると、スマホを振るだけで「〜さん来て下さい」と呼びたい人を呼ぶことができます。

・健康状態ページでは、ボタンの組み合わせで、例えば「頭が痛いので薬が飲みたい」「お腹が痛いのですぐに病院に行きたい」などより複雑な会話も可能となっています。

・メモページでは、設置されているボタンだけでは足りない場合、指で文字や絵を書くことにより、必要事項を相手に伝えることができます。

「言葉が伝わらなくてもどかしい」と悩む多くの方とその周りの方々がこのアプリを使うことで、日々の生活のストレスを少しでも解消して頂けたら幸いです。 

企業名株式会社カムカム
代表者小林 由美
所在地千葉県千葉市中央区南生実町114-113
事業内容介護・福祉系アプリ及びシステム開発、音声認識AI開発、IoT開発、
Webアプリケーション開発、プログラミング教室、ITコンサルティング
ホームページhttps://apps.comecome.mobi

【所在地】
千葉県千葉市中央区南生実町114-113