大自然との触れ合いで人間の本質に気づく
私たち現代人は、大自然との触れ合いが足りないと感じることが多々あります。都会での生活が日常化し、自然に触れる機会が少なくなっている今、自然の力を感じることがますます重要だと感じます。
今回のコロナ騒動もそうですが、食生活と病気の関係や環境汚染の問題も同じです。自分たちの外側を汚染しながら、その影響を無視する生活、食べ物への感謝が薄れ、簡単に食べ物を捨てる習慣など、どれも自然とのつながりが希薄になっていることを象徴しています。
大自然と触れ合う時間
Contents
しかし、もし定期的に大自然と触れ合う時間を持つことができたら、私たちは自然の理(ことわり)をもっと理解できるようになるでしょう。土に触れ、作物を育て、四季の移ろいを感じることで、自然の摂理を身近に感じ、そのありがたさに気づくのです。
だからこそ、私は都会の空き地や空き家を活用した「農業公園」を提案したいと思います。このような場所では、都会に住む人々が野良仕事を通して自然と触れ合うことができ、人間同士のコミュニケーションや世代を超えた学びの機会も生まれるでしょう。さらには、社会力の強化や安全保障にもつながる可能性があります。
大きく癒される
大自然に触れることで、太陽の光、澄んだ空氣、爽やかな風、清らかな水を感じ、心から「ありがたい」と実感することができる。その感覚だけでも、人間の心は大きく癒され、健やかになると思います。野良という言葉も「野が良い」と書くことから、まさに自然との共生が私たちにとって必要なものだと教えてくれます。
自然の中に身を置くことで、現代社会のストレスや過度な人工物から解放され、私たちは本来の姿に立ち返ることができるのではないでしょうか。