今回のゲストには、
みずほ銀行常務執行役員、第一勧業信用組合理事長などを歴任され、現在は金融機関・行政・民間事業者をつなぎ地域創生を推進する 一般社団法人ちいきん会 代表理事 新田信行さんにお越しいただきました。
お金が自分にとってどういう存在なのかあまり考える機会がなく過ごしていましたが、お金と幸せについて考える時間となりました。
新田さんによるミニセミナー
Contents
💡洗面器の水のたとえが教えてくれたこと
印象的だったのは、二宮尊徳の“洗面器の水”の話でした。
洗面器に入った水を自分の方へたくさん引き寄せようとすると、
水は逃げてしまう。
けれど、手のひらで押し出すようにすると、
不思議と巡って戻ってくる。
このお話を聞いた瞬間、「お金の話だけじゃない」と感じました。
人間関係も、仕事も、信頼も同じ。
“自分のところに集めよう”と必死になるより、周りへ流すことで結果的に返ってくる。
そんな循環の考え方が、とても心に響きました。
💰お金は目的じゃない。幸せのための道具
「お金を目的にしてしまうと本質から離れてしまう」という話もありました。
お金はあくまで幸せをつくるための道具。
「どんなお金の使い方をするか」で、人生の質や豊かさの感じ方は大きく変わります。
たくさん持っている人が豊かなのではなく、
どう使うかを自分で選べる人が豊か。
🌈幸せなお金の使い方を選ぶ
お金は、使い方次第で“循環するエネルギー”になる。
セミナーでは、幸せなお金の使い方の4つの方向が紹介されました。
1️⃣ 自分の成長のために使う
2️⃣ 大切な誰かのために使う
3️⃣ 幸せな未来のために使う
4️⃣ 自分らしくいるために使う
この4つの軸を意識すれば、同じ1,000円でも意味が変わります。
浪費ではなく、“想いを込めたお金の流れ”に変わる。
お金を通して、自分が大切にしたい価値を表現できるようになるのだと思いました。
🌸これからの自分にできること
これからは、お金を止めない・想いを循環させることを意識していきたいです。
学びに投資し、周りにお裾分けし、未来へタネをまく。
そのすべてが“幸せなお金の使い方”につながると感じています。
お金を使うことは、「自分がどんな世界を望んでいるか」を選ぶこと。
小さくても、想いのある使い方を積み重ねていけたらと思います。
お金を使うたびに、「どんな循環をつくりたいか」を思い出したいです。
そうすれば、日常の中にも小さな幸せの流れを感じられる気がします。
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ねざとデザイン事務所





