「ありがとう」の大切さと人生を豊かにする心の使い方
うちのお父さんは心理学者で、彼と話すといつも面白い発見があります。最近、私も「ありがとう」を素直に伝えられるようになってきました。例えば、「産んでくれてありがとう」と言うと、「産んだのはわたしじゃないよ」と返されるので、「じゃあ、育ててくれてありがとう」と言うといった具合です。
親子で「ありがとう」を言うのは、少し気恥ずかしいかもしれませんが、これはとても大切なことです。私たちは永遠に生きているわけではないので、感謝の気持ちは生きているうちに伝えるのがいいと思います。お互いに喜びを感じることができるからです。
人生を好転させるためには、喜びや快適さをキープすることが重要です。愚痴や不平不満を言うことは、結局は自分自身を嫌な気持ちにさせるだけです。建設的な方向に進むためには、自分の快適さや幸福を大切にし、それを維持することが良いでしょう。
最近、「調える」「ととのえる」という言葉を教わりました。これは、周りと自然や人とコミュニケーションをとりながら、自分の心を整えることを意味します。漢字の使い方は本当にうまくできていて、「念」も「今の心」と書かれますが、心の状態をどうするかは自分の選択です。
喜怒哀楽、愛憎、何でも自分次第です。他人のせいにするのではなく、自分の選択で人生を豊かにすることが大切です。最終的に、「天才バカボン」のパパのセリフ、「これでいーのだ!」の意味が少しずつわかってきました。色々なことがあっても、全てが自分の成長につながると信じて、前向きに生きることが重要だと思います。
どんな転機が訪れようとも、それが全て血肉となり、自分を成長させてくれるのです。だから、「これでいーのだ!」と心から思えるように、自分の選択を大切にしていきましょう。